「もっと快適に料理がしたい、もっと効率よく料理がしたい、もっと掃除しやすくしたい」という理由からシステムキッチンに取替えようと考えている方は、システムキッチンに取替えるのに本当に必要な費用が気になるのではないでしょうか。
リフォームのチラシをよく見るけど、工事費が別であったり、標準工事費しか載っていなくて、「私の家でも同じ費用でできるの?」なんて疑問もありますよね。
ここではシステムキッチンリフォームの費用(I型、L型、対面、壁付けI型から対面)の相場を内訳ベースで説明していきます。
- システムキッチンリフォームの標準の相場は大体分かるけど、工事内訳の相場が全くわからない
- 壁付けのI型キッチンからリビングを見渡せる対面キッチンに変更したいけどどのくらい費用がかかるの?
- 見積もり明細に何が入っているのかわからない
あなたの理想のシステムキッチンはどのタイプ?
まずはシステムキッチンの種類を説明します。ほとんどの方が分かっているかと思いますが、念のため説明いたします。
システムキッチンには「I型」「L型」「ペニンシュラ型」「アイランド型」があります。
あなたが思い描いているシステムキッチンはどれでしょうか?
左上が「壁付けI型」、右上は「対面I型」、左下は「アイランド型」、右下は「ペニンシュラ型」となります。L型はキッチンがL型になっているものですよね。
一般的には壁付けI型のシステムキッチンを取替えることが多く、LDKにスペースがあればI型システムキッチンを移設して対面型にすることが多くあります。
費用の大小としては
I型取替<L型取替<壁付けから対面I型に変更<壁付けからペニンシュラ型(≒アイランド型)に変更
となります。
セクショナルキッチンとシステムキッチンの違い
壁に向かって作業をする壁付けI型キッチン。ブロックキッチン(セクショナルキッチン)からシステムキッチンに取替える方と、システムキッチンからシステムキッチンに取替える方では金額に差が生じます。
セクショナルキッチンとはシステムキッチンのようにキッチンのカウンターが面一ではなく、コンロ台だ一段下がっているものです。そのコンロ台の上にテーブルガスコンロを置いて使用するタイプです。一昔前のキッチンではありますが、キッチン取替費用を抑えるのであればセクショナルキッチンがおススメです。
セクショナルキッチンはコンロに接続するガス栓(ガスコック)がむき出しになっていますよね。また、水詮(蛇口)もキッチン正面の壁から出てきています。また、レンジフードはシロッコファンではなくプロペラファン(紐をガチャっと引っ張るとプロペラがまわるやつ)が多くあります。
そしてセクショナルキッチンを今まで使ってきた家は、大概キッチン周りがタイル張りとなっています。その為、セクショナルキッチンから壁付けI型システムキッチンに変更する場合は、チラシに乗っている費用よりも工事費がかかってしまうというわけです。
では一般的なセクショナルキッチンから壁付けI型システムキッチンに変更する場合、どれくらいの費用がかかるのかを説明していきます。
- セクショナルキッチンの取替は、費用を抑えるなら同じようなセクショナルキッチンに
- セクショナルキッチンはガスコック、蛇口がむき出し、キッチン周りはタイル、換気扇はプロペラファンであるため、チラシに乗っている費用では取替えられない
セクショナルキッチンから壁付けI型システムキッチンに 工事明細の内訳・相場
先ほど説明した通り、築年数が古い家であればセクショナルキッチンからシステムキッチンに取替える方がほとんどです。まずはセクショナルキッチンから壁付けI型システムキッチンに取替える際の見積もり明細の相場を説明していきます。
養生費用の内訳・相場
まず「養生」という聞きなれない言葉が見積もり明細に出てきます。養生とは床が傷つかないように、家具が誇りを被らないようにビニールシートを被せたり、ブルーシートや専用のパネルを敷いたりする工事です。養生費とはそのような作業費のことを指し、玄関からキッチンまでの廊下も養生を行いますので、基本的には必ず必要な作業となります。
また、マンションであれば共用部の廊下とエレベーターも養生する必要があり、その分の養生費用も発生します。
養生費用の相場としてはキッチン周りと玄関からキッチンまでで10,000円~15,000程となります。こちらは養生内容によって変わり、ブルーシートのみ床に乗せるだけであればもっと安くなりますし、シートの上にマットを乗せ、その上に更にベニヤ板を乗せて傷が付かないようにガッチリと養生する場合は費用が高くなります。紙質のシートを敷いて養生専用のマットを敷く方法、養生マットだけ敷く方法が一般的です。
解体費用の内訳・相場
セクショナルキッチンからシステムキッチンに取替える際、キッチン本体の解体と、戸建て住宅であればタイル壁を解体する工事が必要となります。
戸建て住宅でタイルが張られている場合、バラ板と呼ばれる板に左官下地を行い、タイルで仕上げていますので、バラ板まで撤去します。
内訳の相場としてキッチンの解体費用は約20,000円程で、戸建であれば住宅タイル壁の解体で更に20,000~30,000円程、合計で4~5万円となります。
見積もり内訳明細に解体費の他に搬出作業費や処分費も別途書かれている場合が多くあります。リフォーム業者の中には解体費と搬出費、処分費を合算して「解体費」としている場合もありますので、どこまで含まれているのか必ず見積もり明細の備考欄などを見て確認するようにしてください。
配管工事費用の内訳・相場
キッチンが変わると排水の位置や給水管(水のパイプ)、給湯管の位置が変わります。次に新しくするシステムキッチンに合うように給排水管を移設する工事費用が配管工事費用です。
この配管費用は既存のキッチンがセクショナルキッチンであってもシステムキッチンであっても同じとなります。
このI型システムキッチン配管費用の相場は35,000~40,000円程度となります。食器洗浄乾燥機をシステムキッチンに組み込むのであれば、追加で10,000~18,000円程度の費用が発生します。この食洗器の配管費用は見積もり明細に記載されていないことがあり、全ての給排水管工事が合算されていることもあります。
ガス管移設工事費用の内訳・相場
給排水管移設工事と同様にガス管も移設する必要があります。ガス管移設費用はマンション・戸建て共に金額差はあまりなく、コンロ用にガスを途中から引き直す場合、相場としては25,000~40,000円程となります。更に予備コックをつける場合は追加で10,000~20,000円程は必要となります。
ガス管移設工事費用は給排水管を移設する職人が簡易内管施工士の資格を持っていればガス管も同時に施工することができ(大阪ガスに申請は必要)、費用も抑えることができます。
電気工事費用の内訳・相場
セクショナルキッチンからシステムキッチンに取替える場合、場合によってはレンジフードや手元灯の電気線の延長を行わないといけません。また、給湯器のリモコンがある場合は、リモコンを移設する場合もあります。
この電気移設・延長工事費用は配管工事を行う職人が行える場合は1万円程度であり、電気職人を呼ぶ場合は3箇所で15,000円程度となり、見積もり明細は「1式」となる場合がほとんどです。
また、食洗器を新たにシステムキッチンに組み込む場合やコンロをIHにする場合は、電気のブレーカー(分電盤)から専用の電気線を1本配線してこないといけません。分電盤がどこにあるかによって変わりますが、専用回路の相場は1か所あたり12,000~18,000円程度となります。こちらも見積もり内訳では電気工事として合算されている場合もありますが、大概の見積もりでは項目を分けて記載されています。
換気工事の内訳・相場
戸建て住宅である場合、既存の換気扇がプロペラファン(紐をガチャっと引っ張るとプロペラが回る換気扇)であることが多くあります。プロペラファンを新しくするシステムキッチンのほとんどは掃除のしやすいシロッコファンと呼ばれるものに変わります(勿論プロペラファンの換気扇も選択可能です)。
その際、既存のプロペラファンを取り外した穴(四角形)を外から何かで塞いでから別の箇所に穴を開けるか、もしくは既存のプロペラファンの四角形の穴を利用して換気ダクト(パイプ)を取り付ける必要があります。
作業費用としては新たに外壁に穴を開ける場合、10,000~15,000円程となります。既存プロペラファンの穴補修としては、補修内容にもよりますが10,000~30,000円程度となります。
材料費としては外壁面に取り付けるベントキャップと呼ばれるものと、アルミダクトを使用します。見積もり内訳では材料費を分けているリフォーム会社もありますが、細かな材料費を分けると見積もり項目が増えすぎてしまうので、内訳では「換気ダクト工事:1式」「補修費:1式」として合算することが多いです。
マンションの場合も油や埃がダクトの中にたまっている場合がありますので、その際はアルミダクトのみ取替えるようにしてください。費用としては数千円が相場となります。
大工工事費用の内訳・相場
システムキッチンにする場合、大工工事が必要となってきます。まずはキッチン周りのタイルなどを撤去した後、大工で下地を造作してからキッチンパネルを貼ります。キッチンパネルとは耐水性のある掃除のしやすいツルっとした仕上げ材です。
大工下地費用の相場としては解体範囲にもよりますが、25,000~40000円程が相場となります。既存壁面がキッチンパネルである場合も、撤去する際に石膏ボードが穴ぼこになってしまいますので、一部だけ石膏ボードを張り替える必要があります。その石膏ボード張替え費用としては範囲によりますが、15,000~25,000円程度が相場となります。見積もり明細の内訳には大工事費として「下地造作」が書かれていることが多いかと思われますが、その下地造作とは大概はこれらのような作業内容となります。
仕上げ材となるキッチンパネルは、一般的な大きさのキッチンであれば3~4枚程必要であり、費用としてはメーカーにもよりますが1枚あたり10,000~20,000円程が相場です。また、キッチンパネルの側面を隠すためのカバー(見切り、ジョイナー)と副資材(テープ、ボンド)も必要であり、種類や本数にもよりますが、一軒当たり1万円程度は必要です。
これらのキッチンパネル張り工事費用の相場としては、作業時間に応じて18,000~33,000円程度が相場となります。見積もり明細は細かくパネルの枚数や施工費が分けられていることが多いですが、副資材に関しては施工費に合算されている場合もあります。
システムキッチン本体商品代の相場
システムキッチン本体の費用ですが、カタログやショールームで見る金額はあくまでも定価です。初めてカタログやショールームを見る方は「エッ!?こんなにするの!?」とびっくりされますが、一般的には2割~6割ほどは値引きされます。
システムキッチン本体の値引き率はリフォーム会社によって異なり、またシステムキッチンのグレードや種類によっても変わります。
大概のシステムキッチンメーカーにはスタンダードグレード、ミドルグレード、ハイグレードと3種類のグレードを用意していますが、グレードが上がるにつれて定価が上がり、割引率は少なくなっていきます。
システムキッチンの値引き率の相場としてはスタンダードグレードでは60%OFF、ミドルグレードでは40%OFF、ハイグレードでは30%OFFとなります(勿論メーカーや種類によって異なります)。また、タカラスタンダードは定価が他メーカーよりかは安い分、割引率としては他メーカーよりも少なめの20%OFFが相場となっています。
なお、コンロやレンジフード、水栓等グレードを上げると、そのオプションのみ割引率が少なくなりますのでご注意ください。標準仕様は60%OFFなのにオプションは30%OFFなどとなります。
チラシなどではシステムキッチンの割引率が高く(安く)して安く見せ、他の工事費用で金額を上げらていることが多いので、システムキッチン本体の費用だけを見るのではなく、見積もり内訳一つ一つを見るようにしてください。
壁付けI型システムキッチン組立費用の相場
キッチンパネルを貼り、商品が届いたら組立を行います。組立はリフォーム会社の設備職人かメーカーから依頼された設備職人のどちらかが設置します。システムキッチンを組む場合、戸建て住宅であれば基本的に1人で組んでいきます。横幅が大きなシステムキッチンとなれば2人で組むこともあります。
マンションであれば搬入に人が必要ですので、2人が組むことが多くあります。
I型壁付けシステムキッチンの取付費用としては60,000~80,000円程となります。メーカー施工の場合、水栓と給水・給湯管、排水溝と排水パイプ、ガスコンロとガスコックの接続は行いませんので、別途接続費として20,000~40,000円程の費用が必要となります。
リフォーム会社によっては接続費の他にコーキング(止水材)費用やシステムキッチン養生費などという項目を作成し、費用を分散して安く見せている会社もあります。相見積もりを取って見積もり比較する場合は、明細をしっかりと見て、一つ一つの項目に対して何が含まれていて何が含まれていないのかを判断して比較するようにしてくださいね。
その他雑工事、諸経費等の相場
システムキッチンの取付に関わらず、処分費や運搬費、清掃費、駐車場経費、諸経費などが必要となります。
処分費は解体したものや大工工事などの工事中に発生した残材の処分費となります。処分費の相場としては40,000~60,000円程。
運搬費は各材料を現場へ運んだり、廃材をゴミ処分場まで運搬したりする費用です。更にマンションであったら階段を利用して材料を上げていかないといけないことが多く、荷揚げ費用も含まれる場合もあります。運搬費の相場としては20,000円程が標準であり、距離や階数によっても異なります。なお、この運搬費は見積もり明細上は処分費と合算されていることもあります。
清掃費はあまり見積もり明細に入れないリフォーム会社の方が多いのですが、見積もり項目を増やしてリフォーム費用を分散させるために明細に含めている場合もあります。清掃費いっても本格的な美装職人にお願いするわけではなく、職人や営業担当者が行う一般的な掃除です。費用がかかったとしても10,000円程度が限度ですね(作業が終わった後の掃除は基本!1日の作業費用の中に当たり前に含まれているべき!)。
その他には駐車場経費と諸経費が必要となります。駐車場は家のガレージや借りている駐車場に停められたらいいのですが、無い場合は近くの駐車場に停める必要があります。システムキッチンのみの工事の場合、延べ8人~10人ほどの職人が出入りしますので、その人数に合わせて計算します。見積もり明細上“交通費含む”として1式で20,000円などとする場合もあります。
最後に諸経費ですが、諸経費は総額の5%~10%が相場となります(大手であれば15%程)。この諸経費には法定福利費や会社経費などが含まれています。
- 見積もり明細は一つ一つの金額を見るのではなく、付帯工事も全て関連付けて計算するように
- 見積もり明細に何が含まれていて何が含まれていないかを確認すること
壁付けI型キッチンから対面キッチン 工事費用
殺風景の壁を見ながら調理をしていると奥様は狭い空間に閉じ込められている感覚に陥り、料理が嫌になってきますよね。できれば対面キッチンにしてテレビを見ながら調理したいし、子供の姿を見ながら調理をしたい…そんな不満を抱きながら対面キッチンに憧れている方は多いはずです。
「でも対面キッチンにすると高いのでしょ?」と思われるかもしれません。
いえいえ、給料1か月分支払えば対面キッチンにもできますよ。どうせ数十万、数百万かけてキッチンリフォームをするのであれば、ローンを組んででも理想のキッチンにした方が良いに決まっています。
必要な工事費としては、上記の各工事費用に加えて
●配管移設追加工事費の相場:+20,000~40,000円
●大工工事追加費用の相場:+120,000~150,000円
(明細項目:既存キッチン正面壁補修、天井補修、新規キッチン正面壁造作、カウンター・枠新設)
●電気工事追加費用の相場:+40,000~70,000円
(明細項目:照明、冷蔵庫コンセント、電子レンジコンセント等移設)
◎相場総額:+180,000~260,000(内装工事別途)
となります。今キッチンリフォームを考えている方は次のボーナスまで待って、後悔の無いリフォームを行ってくださいね。対面キッチンにして吊戸棚を取るとキッチンは明るくて開放的な空間となり、奥様に喜ばれます。奥様に対面キッチンリフォームをプレゼントしたら、ご主人様はビールを飲んでいたら“おつまみ”を作ってくれるかもしれませんよ☆
- 壁付けI型キッチンから対面キッチンにリフォームする費用は給料の1か月分程度
壁付けI型キッチンからペニンシュラ型対面キッチン 工事費用
上で説明した対面キッチンは、I型の壁付けキッチンを対面キッチンとして設置した場合です。あくまでもキッチンの種類としては壁付けのI型キッチンです。それをリビング側に向けて設置し、正面に壁を作っただけです。
あなたが頭の中に描いている対面キッチンのイメージは写真のような“ペニンシュラ型”だと思われます。
「キッチンのカウンターも奥行きが広い!最高!…でもどうせ高いんでしょ?」
そう思われますよね。追加費用の相場としては標準的な施工費に加え、給料の1~1.5か月分です。商品代は10万~30万円程度は上がります。しかし、壁付けI型キッチンを対面キッチンにする場合に必要な壁造作やカウンター造作工事が必要なくなります。
差し引きすると壁付けのI型キッチン取替費用に1~1.5か月分の給料を加えるだけです。
ここまできてしまうと照明にもこだわりたくなり、壁紙やフローリングも張り替えたくなり、LDK全面リフォームに発展します(リフォームの魔力)。
- 壁付けI型キッチンからペニンシュラ型対面キッチンにリフォームする費用は給料の1~1.5か月分程度
- ペニンシュラ型キッチンにするとどうしてもLDK全面をリフォームしたくなる
同時施工でお得!LDK内装工事費用の相場
大概の方はキッチンが新しくなれば壁紙やフローリングなどの内装も新しくされます。
「内装も新しくして家族が集まる明るいLDKにしたい」そのような要望も叶えられます。
18帖LDK 壁紙張替え費用の相場
壁紙張替えの相場は「量産タイプ:650~950円/m」「機能クロス:900~1200円」です。機能クロスは“1000番”とも呼ばれており、表面を拭くことができたり、消臭してくれるなどといった機能がある壁紙です。天井は量産タイプを貼り、壁は機能クロスという張りわけも可能です。
18帖程のLDKであれば壁紙張替えで10~15万円程が相場となります。
フローリング張替え費用の相場
フローリングは一般的には厚みが12mmのものが多く使われていますが、6mmや1.5mmなどのリフォーム用の薄いフローリングもあります。
「内装工事は最低限にして対面キッチンにしたい」というようであればキッチン周りだけ薄いフローリングを張ることも可能です。キッチンを4帖として計算すると、1.5mmのフローリングを張った際の相場は60,000~80,000円程となります。
18帖のLDK全面のフローリングを一般的なフローリングに張り替えた場合、相場としては25~30万円程となります。
- キッチンリフォームに伴って内装工事もしたくなるので、内装工事費も予算の中に入れておいた方がベスト
- 内装工事はキッチンリフォームと同時施工の方がお得になる
キッチンリフォーム業者を選ぶ際の注意点
システムキッチンリフォームの費用や相場はインターネットやチラシなどで簡単に目にすることができます。しかし、ぱっと見の費用だけに釣られてはいけません。
チラシ等に乗せているキッチンはスタンダードグレードであり、よく見てもらえば分かりますが引き出しタイプではなく開き扉のタイプとなっています。またコンロは標準のホーロー製、レンジフードは酷い場合はプロペラファンの金額を載せている場合もあります。システムキッチンのサイズは勿論小さなサイズであり、安く見せないと反響がありませんので、チラシやインターネットでは安く見えます。
チラシで反響があったあなたに対してはグレードアップを薦めてきます(悪いことではありません)。
「あなたの家だと標準工事費だけではできません。追加費用がかかります。」
「あなたの家だとシステムキッチンのサイズが255cmなので金額が上がります」
「コンロはもっと調理機能が付いたものや掃除のしやすいガラストップコンロにしませんか」
「レンジフードも掃除がしやすいものが人気ですよ」
「扉の面材も光沢のあるものが一般的ですよ」
選んでいくうちに、あれよあれよと通常価格に落ち着いてきます(それがチラシ集客の戦術です)。
チラシやインターネットで安いシステムキッチンを選ぶのはいいのですが、システムキッチンのことを事前に勉強して、載っている商品のグレードや仕様をしっかりと理解できるようにしてくださいね。
また、LDK全面リフォームとなると、水回り専門業者や家電量販店に依頼するよりも、地域のリフォーム会社に頼んだ方がリフォームプランが豊富ですし、水回り以外の知識もあるので何かと安心できます。
- チラシやインターネットはグレードが最も低いので安く見える
- チラシを見て見積もりを依頼すると、チラシに載っている費用より遥かに超える費用の見積もりが出てくる
- キッチンリフォームが複合的になると地域のしっかりとしたリフォーム会社が安心
- キッチンリフォームのチラシには惑わされないこと
- 相見積もりを取った際は、一つ一つの内訳明細に含まれている工事費を確認すること
- 一つだけの見積もり明細を抜き取って「高い・安い」と判断しないこと
- システムキッチンの商品代の値引き率が高くても工事費に乗せられていたら同じこと
- 1か月分の給料で壁付けキッチンから対面キッチンに変更できる
- 1.5か月分の給料で壁付けキッチンからペニンシュラ型対面キッチンに変更できる
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