ユニットバスをリフォームしようと考えているけど、どこのリフォーム会社に依頼すればいいか分からないという方に、ユニットバスリフォームの営業マン選びのポイントを説明いたします。

なぜ“会社選び”ではなく“営業マン選び”なのかというと、ユニットバスリフォームでは営業マンの能力によって要望が叶えられなかったり、費用が高くなってしまうこともあるからです。

そして、あなたがマンションにお住まいなのか、戸建てにお住まいなのかによって選ぶべき営業マンが変わり、ユニットバスからユニットバスへの取替なのか、ユニットバスを拡げるのか、バリアフリーにしたいのかなどの要望によって選ぶべき営業マンは変わってきます。

このように一概にユニットバスリフォームといっても様々ですので、ここではあなたの要望ごとに選ぶべき理想の営業マンの選び方のポイントを説明していきます。

あなたのお悩み
  1. ユニットバス取替リフォームで選ぶべき営業マンのポイントは?
  2. 戸建て住宅のタイル張りの在来浴室からユニットバスに取替える場合、選ぶべき営業マンのポイントは?
  3. 浴室を拡げて広々としたユニットバスにしたい場合に選ぶべき営業マンのポイントは?
  4. ユニットバスをバリアフリーにしたい場合に選ぶべき営業マンのポイントは?
  5. 新人営業マンかベテラン営業マンかどのようにして見分ける?

ユニットバス取替リフォームで選ぶべき営業マンのポイント

 単にユニットバスからユニットバスに取替える場合、営業マンはどこの誰に頼んでも同じです。マンションでは頻繁にユニットバスリフォームのチラシが入っていたり、訪問販売などの営業を行っていたりします。

マンションであれば特にユニットバスリフォームをマニュアル化、定額化しやすく、新人の営業マンであっても受注しやすいのです。ですので、マンションにチラシが入っていたリフォーム会社にユニットバス取替を依頼すると、新人営業マンが来ることも少なくありません。

しかし、マンションのユニットバス取替リフォームであれば、営業マンが新人であっても問題はありません。ユニットバスを取替える場合、既存のユニットバスの横幅と奥行き、高さを測って、その会社で推しているユニットバスの商品知識があれば営業はできます。そして何よりもマンションでは不測の事態が少ないのです。

戸建て住宅でも同じく、ユニットバス取替であればどの営業マンに依頼しても同じです。工事の知識はほとんどいりません。

これらのことから、ユニットバス取替リフォームの場合、相性の合う営業マン、そして費用が安い会社を選んでも問題はありません

ここがポイント

  • ユニットバス取替リフォームは不測の事態が少ない
  • ユニットバス取替リフォームは、新人営業マンが担当することは少なくない
  • ユニットバス取替リフォームでは新人営業マンが担当者になっても問題はない

戸建て住宅のタイル張りの在来浴室からユニットバスに取替える場合の選ぶべき営業マンのポイント

 ユニットバス取替リフォームでは、新人営業マンでも問題はありませんが、戸建て住宅のタイル張りの在来浴室からユニットバスに取替える場合は、中堅~ベテラン営業マンを選ぶ方が安心です。

戸建て住宅は不測の事態がマンションに比べると多く、必要な工事内容も家によって異なります。例えば浴室横の壁がブロックで積まれていた場合、「ブロックが邪魔でユニットバスが入らない」「少し小さなユニットバスなら入る」などと言った判断をし、変な提案をしてくる営業マンもいます。また、土台が腐っていてもそのままにしていたり、壁の断熱材を入れずにそのままユニットバスを施工営業マンもいます。

中堅以上の営業マンとなると、壁には断熱材が入っていないことも分かっていますし、ブロックやタイルを削ればユニットバスが入るなどという判断ができます。そして経験の違いから不測の事態も予測し、聞けば事前に教えてくれます。

このように、戸建て住宅のタイル張り浴室からユニットバスにリフォームする場合、商品知識の他に木造住宅の知識、そして工事の知識も必要となります新人営業マンでも営業はできますが、知識不足が原因で発生した追加費用を請求されたり、工事監理や不測の事態が起こった時の正しい判断ができない可能性がありますので、営業マンを選ぶ際は工事知識があり、経験もある中堅営業マンを選ぶようにしてください

ここがポイント

  • 木造戸建て住宅のタイル張り浴室からユニットバスに取替える場合、工事の知識も必要となる
  • 木造戸建て住宅のタイル張り浴室からユニットバスに取替える場合、新人営業マンに依頼すると、営業マンの知識具足が原因の追加費用が発生することもある。
  • 木造戸建て住宅のタイル張り浴室からユニットバスに取替える場合、工事知識、経験がある中堅営業マンを選ぶと安心

    浴室を拡げて広々としたユニットバスにしたい場合に選ぶべき営業マンのポイント

     ユニットバス取替リフォームであれば新人営業マン、戸建て住宅のタイル張り浴室からユニットバスのリフォームでは中堅営業マンが安心ということを先ほど説明しました。

    では浴室を拡げて広々としたユニットバスにするリフォームの場合はどうでしょうか。タイル張りの浴室を拡げてユニットバスを入れる場合でも、ユニットバスを拡げる場合でも工事の知識、構造の知識、現場管理能力が見積もり、仕上がりに多きく影響してきます

    つまり、浴室を拡げる場合、工事の知識が豊富なベテラン営業マンを選ぶと安心です。中堅営業マンであっても、営業だけしかできない営業マンと工事監理をしっかり行う営業マンでは知識の差があり、工事監理に重きを置いていれば中堅営業マンでも安心です。

    戸建て住宅であれば基礎を解体しなければならなかったり、柱や筋交いといった家にとって重要な構造を工事しなければなりません。受注したいがために「大丈夫です」と曖昧な返事しかしない営業マンは不安が残ります。

    また、ユニットバスを拡げる場合は洗面室やその他の部屋のレイアウトをしっかりと考えたり、仕上がりの寸法をしっかりと確認しないと、浴室は広くて快適になったけど、洗面所が使いにくいといった不満が発生する可能性もあります。

    工事の知識があるかどうかの見分け方は後述します。

    ここがポイント

    • 浴室を拡げて広々としたユニットバスにする場合、工事の知識、工事管理能力、構造の知識が必要となる。
    • 浴室を拡げて広々としたユニットバスにする場合、新人営業マンとベテラン営業マンでは見積もり金額や仕上がりに差が生じる
    • 浴室を拡げて広々としたユニットバスにする場合、工事の知識がない営業マンに依頼した場合、知識不足が原因の追加工事費用を請求されることもある。

    ユニットバスをバリアフリーにしたい場合に選ぶべき営業マンのポイント

     戸建て住宅であれば床下が高いので洗面所とユニットバスの間に段差が生じることはありません。しかし、マンションではユニットバス出入り口に段差が残ることが沢山あります。

    ユニットバス内をバリアフリーにする場合、手すりを取り付けるだけでいいのですが、可能であればユニットバス出入り口の段差を少なくしたいですよね。

    ユニットバス出入り口の段差を少なくするためには、調査をしっかりと行って現状の詳細の寸法を把握し、ユニットバスの図面をしっかりと見ることができる営業マンが安心です。どのメーカーの商品なら段差が少なくなるのかを判断し、現場管理もしっかりと行って排水パイプの高さやルートをチェックしてくれるかどうかも重要です。

    ユニットバスの出入り口の高さはメーカーによって異なります。また、もっとも重要なのが排水接続口の高さです。ユニットバス解体後、排水パイプの高さやルートを確認し、出入り口の段差が予測よりも高くならないかを確認する必要があります。

    マンションによって玄関土間と廊下の間に段差があったり、廊下と洗面室の間に段差があったりと、状況はマンションによって異なります。事前にしっかりと調査を行ってもらい、段差がどのくらい残るのかを把握して納得してからユニットバスリフォームを依頼するようにしてください

    ここがポイント

    • マンションのユニットバス出入り口の段差を少なくできるかは、営業マンの商品知識、工事監理能力によって変わる

    新人営業マンかベテラン営業マンかどのようにして見分ける?

     これまで新人営業マンと中堅営業マン、ベテラン営業マンについて述べてきましたが、いったい新人営業マンとベテラン営業マンはどのようにして見分けたらいいのでしょうか。

    新人営業マンに依頼するか、ベテラン営業マンに依頼するかで、リフォームの提案やリフォーム費用、仕上がりが異なります。リフォームは商品知識だけでなく、工事の知識、住宅の知識、現場管理能力、職人のネットワークが重要となります。

    商品知識は机上で勉強をすれば早期に身に付きますが、工事のことを分かっていないとリフォームは失敗します。また、現場管理能力が劣っていても問題が生じます。これらの能力は経験でしか習得することができません。

    ですので、新人営業マンかベテラン営業マンかを見分ける方法は商品知識ではなく、工事の知識や現場管理の知識を問えば見分けることができます。下地材料の寸法や仕上がりの寸法などを確認し、きっちりとした寸法を伝えてくれる営業マンはベテラン、曖昧に「この辺が仕上がり」「下地はこれくらい」と答える営業マンは新人(工事のことが分かっていない)営業マンと捉えてもいいでしょう。

    現場管理能力は工程や段取りを確認すればわかります。マンションのユニットバス取替リフォームはマニュアル化できるくらい単純なので新人でもわかりますが、その他の複合的なリフォーム(洗面室の内装や洗面台の取替、フローリング張替えなど)になると首を傾げる営業マンも少なくありません。

     何度も言いますが、リフォームは商品知識だけではなく、工事の知識などが重要となってきます。営業しか行わないリフォーム会社であっても何回も現場に足を運び、職人とコミュニケーションを取って工事の知識や工事監理能力を習得している営業マンもいます。しかし、例外無く工事の知識があるのが“職人上がりの営業マン”か“現場監督上がりの営業マン”です(上手に話す営業は下手くそですが…)。

    ただし、新人営業マンであっても上司や職人、商社などに何度も相談する営業マンは安心です。必死にお客様の為にと頑張っている新人営業マンは、困ったことがあっても何かと周りに助けを求め、自分で解決します。

    ゆえに、マニュアルや社内で決められた工事単価でしか営業できない新人営業マンは論外、でも必死に「帰ってから上司に聞いて、調べてから今日中に電話します」などと必死さが伝わってくる営業マンは頼もしいです。

    何事もベテラン営業マンが来てくれたらラッキーですがね。

    ここがポイント

    • リフォームは商品知識だけでなく、工事の知識、住宅の知識、現場管理能力、職人のネットワークが重要
    • “職人上がりの営業マン”か“現場監督上がりの営業マン”は例外なく知識は豊富
    • マニュアルや社内で決められた工事単価でしか営業できない新人営業マンは論外

    まとめ
    1. ユニットバス取替リフォームは不測の事態が少ない
    2. ユニットバス取替リフォームは、新人営業マンが担当することは少なくない
    3. ユニットバス取替リフォームでは新人営業マンが担当者になっても問題はない
    4. 木造戸建て住宅のタイル張り浴室からユニットバスに取替える場合、工事の知識も必要となる
    5. 木造戸建て住宅のタイル張り浴室からユニットバスに取替える場合、新人営業マンに依頼すると、営業マンの知識具足が原因の追加費用が発生することもある。
    6. 木造戸建て住宅のタイル張り浴室からユニットバスに取替える場合、工事知識、経験がある中堅営業マンを選ぶと安心
    7. 浴室を拡げて広々としたユニットバスにする場合、工事の知識、工事管理能力、構造の知識が必要となる。
    8. 浴室を拡げて広々としたユニットバスにする場合、新人営業マンとベテラン営業マンでは見積もり金額や仕上がりに差が生じる
    9. 浴室を拡げて広々としたユニットバスにする場合、工事の知識がない営業マンに依頼した場合、知識不足が原因の追加工事費用を請求されることもある。
    10. マンションのユニットバス出入り口の段差を少なくできるかは、営業マンの商品知識、工事監理能力によって変わる
    11. リフォームは商品知識だけでなく、工事の知識、住宅の知識、現場管理能力、職人のネットワークが重要
    12. “職人上がりの営業マン”か“現場監督上がりの営業マン”は例外なく知識は豊富
    13. マニュアルや社内で決められた工事単価でしか営業できない新人営業マンは論外

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