耐震診断をお願いしたいけど何をするのかわからない。家を片付けないと調査ができないの?調査時間は?どこを見るの?
初めて耐震診断を依頼する方なら少なからず何をするのかわからないという不安があるはずです。
こでは耐震診断という作業の流れ、方法、何をするのかなどについて説明していきます。
- 耐震診断って何をするの?
- 耐震診断に図面は必要?
- 耐震診断は壁を壊したりして大掛かりな調査なの?
- 荷物がいっぱいで部屋が見れる状態じゃないのですが…
- 部屋の片づけが面倒なのですが…
耐震診断のチェック箇所
耐震診断で初めに何をするのかというと「間取り」「劣化」「素材」を確認していきます。
耐震診断では建築当初の図面があれば診断の精度は上がりますが、無い家がほとんどですので、無くても心配はありません。
部屋の中で確認することは間取りや、柱がどこにあるか、その柱の太さ、そして壁の素材を見ていきます。間取りは目視で確認できますが、柱は壁をコンコンと叩きながら診断していきます。壁の素材は石膏ボードなのかべニア板なのかを確認していきます。
壁の材料が分からない場合はコンセントプレートやスイッチプレートを取り外し、壁の内部を確認していきます。部屋全体を確認できなくても小屋裏や床下から確認できることもありますので、家具移動をする必要はありません。
部屋内から確認できなかったことは、小屋裏や床下に進入して調査します。小屋裏では柱の位置や壁の材料を再確認するほか、筋交いの位置や方向、金物の有無、雨漏りなどを確認していきます。小屋裏には大概押入れに天井点検口がありますので、押し入れ内の物を移動します(業者がしてくれます)。
床下では同じく壁材や柱の位置、筋交いを確認する他、シロアリの被害や木材が腐っていないかどうか、基礎にひび割れが無いかどうかを確認していきます。床下に入る際は床下収納庫や畳の下の点検口から入りますので、床下収納庫内部の物や、畳は移動させていただきます(業者がしてくれます)。
床下に潜らない人も数多くいますが、床下や天井裏は不具合のある構造が見つかることが多いので、耐震診断は必ず潜って目視調査を行ってもらうようにしてください。「土壁だから見なくてもいい」「入っている筋交いの厚みが27mmだから計算には入れない。だから潜る必要はない」などという方もいらっしゃいます。
しかし、床下で確認するのは劣化やシロアリ被害、基礎の割れ等ですので、耐震診断を依頼する前に、その人がどこまでどのように調査してくれるのかを聞いておく必要があります。
業者の中にはでたらめな診断を行い、不安を煽ってでたらめな補強工事を行う業者もありますので要注意です。
室内、小屋裏、床下を確認したら、外回りを確認していきます。外回りでは外壁のひび割れや膨れ、家の重さ、その他劣化事象などを確認していきます。
ここまでの作業で、家の大きさにもよりますが約2時間はかかります。その間皆さまは普段通りの生活をしていて大丈夫です。もし何か手伝うことがあるとすれば、床下点検口や天井点検口付近の物を移動するくらいです。事前に移動しておけば、調査もスムーズに行えます
- 建築当初の図面はあれば良し、無くても耐震診断可能
- 耐震診断は非破壊検査なので、壁を壊したりしない
- 荷物が多くても耐震診断は可能
- 耐震診断は家具移動の必要はなし。
- 床下収納庫、天井点検口付近の物を移動しておけば診断もスムーズに
- 耐震診断は約2時間程度で終わる
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