私の経験上、60代以上の大阪の主婦からは「なんぼか安くしてぇやぁ」「この端数切っときぃ」と必ずと言って良いほど言われます。親密になればなるほど言われる確率が高くなるので、私は親密になっている証拠、コミュニケーションの一部だと捉えるようにしています。
しかし、値切り交渉には限度があります。少額を値切るのは大丈夫ですが(本当は大丈夫ではありませんが…)、値切りすぎると返って良くありません。
ここでは値切ることのリスクを説明していきます。
- 値切り交渉はしてもいい?
- いくらくらいなら交渉してもいい?
- 値引くいてもらうと手を抜かれる?
値切り交渉はしてもいい? リスクはある?
関西は値切ってなんぼの文化なので値切り交渉は避けて通れませんが、適正金額で提示しているリフォーム業者に対して値引いてもらえるのは、50万円工事であった場合でもせいぜい数百円から数千円程度でしょう。
1件当たり1000円値引きをして、年間100件のお客様の仕事をする場合、100万円の赤字となります。ちりも積もれば山となりますので、少額であっても値引きに応じることは殆どありません(端数調整ならよくします)。
企業としてもサービスを提供する為に存続する必要があるため、簡単に値引きはしませんし、ボッタくり業者である場合や、見積もりが不透明でない限りは値引きはするべきではないと考えています。
一昔前までは50万円値引きや100万円値引きをしてお得感を出していましたが、今は定価で見積もりを出す業者はまずいません。「定価の65%引き!」というのもインパクトが弱く、普通になってきました。
一概には言えませんが、もし交渉の結果、無償で数万円から数十万円をすんなり値引いてくる業者があれば、それだけ引いても痛くもない利益を乗せていたという可能性がありますので注意が必要です。
また、お客様からすると、どうしても値引きをしてもらいたい場合も中にはあります。
相見積もりを取った場合などでA社よりB社の方が高い、でもB社の方が対応がいいからB社にお願いしたい。だから気持ちだけ値引いて下さいとの理由があれば応じてくれる可能性は大いにあります。
そのような場合でもB社は値引き金額が数千円、数万円となれば交換条件が入ってくることがあります。誰かを紹介する、顔写真付きでホームページの施工例にアップする、サービス工事は一切しない等様々です。
見積もり内容、金額も正当で不透明感が無い場合は交換条件でお互い妥協点を見つけるようにしましょう。無償、無条件で多額を値引くことができる業者は信用できないので注意が必要です。
- よっぽどのことが無い限り、値切ったらアカン
- 多額を値引いてくる業者は要注意せなアカン
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