大概の方は台風被害や積雪被害を受け、修理業者に修理を依頼する場合、修理業者に火災保険に加入していることを伝えるかと思います。決して間違いではありません。「自己負担なしでしっかりと修理してもらえたらいい」というの思考の方も間違いではありません。

しかし、仮に別の修理業者Bに修理を依頼した場合、修理は完璧に行った上に、更に業者からお見舞金として3万円受け取れるのであれば、あなたはどちらの業者に依頼しますか?修理内容や仕上がりは一緒だとします。

この条件であれば、あなたは修理業者Bに依頼しますよね。もちろん「それでも怪しい」という天邪鬼の性格の方もいらっしゃいますが、大半の本音は「お金が貰えるのであれば貰いたい」だと思います。

ここでは台風被害や積雪被害、水漏れなどの修理業者を選ぶ際に、お金が手元に残る方法を紹介していきます。業者選びの参考にしてみてください。

あなたのお悩み
  1. 火災保険を使ってお金を貰うのは違法なのでは?
  2. 修理業者の見積もりが高いように思えるけど、騙されていない?
  3. できることなら保険金を受け取って手元に残したい!

火災保険の損害保険金を受け取るのは違法?

まずは、損害保険金の受け取りに関することです。動画サイトやニュースサイト、SNSなどの広告欄に「築10年以上の家にお住まいの方は120万円受け取れる可能性があります!」などといったものをご覧になったことがあるでしょうか。

その広告の内容を見るとなんだか怪しい…詐欺の匂いがプンプンしますよね。でも「本当に120万円受け取れるのであれば…その権利を私が捨てているのであれば、是非とも受け取りたい…!」と思われるでしょう。単刀直入に申し上げると、金額に差はあれど、火災保険に加入しれいれば、損害保険金を受け取れる可能性はあります。勿論合法であり、詐欺でもありません(詐欺業者もいますが!)

あなたの心の中のモヤモヤを一つ一つ解消していきます。

大工さんから直接お金を受け取るのは違法?

火災保険のことを知っている一人親方などの大工さんは、火災保険を利用して住宅を修理した場合、たまに「お見舞金」として大工さんから直接お金を貰うこともあります。ここだけ見ると、全く意味が分からず、ただのお人好し大工さんかと思いますよね。違うのです。

火災保険のことを知っている大工さん等は、実際に必要な修理工事費用よりも高額で保険金申請をします。実際には20万円で修理できる工事でも30万円で見積りを作成し、あなたに30万円の見積もりを渡します。あなたはその見積りを保険会社に提出し、保険金を請求します。この30万円はあなたの口座に入金されます。

さて、どこからお見舞金が発生するのかと言いますと、「実際には20万円で修理できる工事でも30万円で見積りを作成し」という部分にあります。親切な職人であれば、「こんなに修理代かからなかったから、値引きします」などといって返金したり、減額します。普通の職人であれば黙って30万円請求してきます。勿論職人には通常の利益に10万円上乗せされているので、これほど美味しい仕事はありません。

既にこのブログので言いたいことの本質はおわかりでしょう。“火災保険を利用できると知った修理業者はボッタくってくる可能性がある”ということです。あなたは保険金から修理代を補填できますので、それに気づきません。返金してくれたり、減額してくれる職人は超親切な方です(余分なお金全額は返してくれませんが…)。

高額請求は違法なのでは?

さて、先述した“実際に必要な修理工事費用よりも高額で保険金申請をします”という内容に違和感を感じた方もいらっしゃるかと思います。「保険会社に不当な申請を行っている!詐欺だ!」と言うのは少しお待ちください。

話が変わりますが、あなたは外壁塗装を行う場合、どのような業者に依頼しますか?大手リフォーム会社、地元のリフォーム会社、地元の塗装職人の3つに分かれるかと思います。あ、ぼったくり業者も混ぜておきましょう。

仮に外壁塗装が劣化していたら保険金を下ろす保険会社があったとし、外壁塗装の相場が100万円だったとしましょう。それぞれの会社が以下の金額で保険金申請したとします。

  • ぼったくり塗装会社:250万円
  • 地元リフォーム会社:110万円
  • 地元の塗装職人:50万円

さて、保険会社は各社にいくら保険金を支払うでしょうか。

  • ぼったくり塗装会社:250万円→0円もしくは100万円
  • 地元リフォーム会社:110万円→110万円
  • 地元の塗装職人:50万円→50万円

になります。あくまでも金額はイメージです。

保険金の査定額上限は、一般的な相場より少し上で設定されています。相場と言っても勿論バラツキがありますので、そのバラツキを考慮した金額です。ぼったくり業者は相場からかけ離れていますので、悪質と認められたら0円になることもあります。認められたとしても、査定額は相場に戻されます。

さて、すでにお分かりでしょう。保険金請求できる上限は、相場+バラツキの上限となっています。もちろん保険会社や鑑定人、査定人によって異なります。直接塗装職人に依頼することができる方からみて、地元のリフォーム会社はボッタくり業者ですか?高額請求ですか?違いますよね。

先ほどの大工さんの例も同じです。大工さんに直接頼めば20万円、しかし、リフォーム会社に依頼すれば30万円必要です。保険会社からすると、30万円は妥当な金額であり、すんなりと認めて貰えます。

また、あなたの頭のモヤモヤを解消すると、

  • 修理業者はどの業者でもいい
  • 保険金だけ受け取って修理をしなくてもいい
  • 保険金請求するための見積もりを取った業者と、実際の修理業者は別会社でもいい

ということを最後に伝えておきます。手元にお金が残るカラクリは見えてきましたか?

保険金申請と修理業者は分けた方がいい理由

さて、保険金申請と修理業者を分けたほうが良い理由を説明しようと思いましたが、既に察しておられると思います。そうです、あなたが損をするからです。

火災保険を使えると知られたら、あなたが受け取れるはずの保険金が、工務店やリフォーム会社に吸い取られるのです(全ての業者がそうではありませんが)。申請サポート業者は詐欺だとかインターネット上では言われていますが、このような工務店が詐欺だと私は思います。あなたからお金を奪っているに等しいですよね。

私がお勧めしている火災保険での修理までの流れは、相見積もりなどを取って、一番高い業者で申請を行い、一番安い業者で修理を行うということです。満額保険金が下りれば、その差額分はあなたの手元に残ります。

弊社のようなサポート会社に依頼しても構いません。しかし、サポート業者に依頼すると、損をする場合もありますので、要注意です。

火災保険サポート会社に依頼して損をしないように

インターネットを見ていると、よく火災保険申請サポートは詐欺だとか書かれています。また、それで捕まって人生が狂ったなどという記事(ヤフー知恵袋)もありました。勿論“わざと壊す”“壊れていないのに壊れていることにする”などといった詐欺もあります。

他には、「キャンセルを使用と思ったら高額なキャンセル料を取られた」「修理をしようと思ったらお金が足りない」ということもあります。すると「騙された!」という感覚に陥りますよね。

火災保険申請サポート業者は手数料が発生します。その手数料を支払うと、実際に修理が必要な場合、費用を工面できないということが発生します。ですので、修理の規模や内容によって損をする方もいらっしゃいますので、見極めが必要です(一般の方は厳しいですが…)。

弊社であれば、実際に修理を行う場合に自己負担が発生するようであれば、サポート料などは頂いておりません(なんと親切な!)。修理が必要な場合は、修理第一で考えています。勿論、弊社に修理を依頼する必要はありません。ノーリスクハイリターンと思っておいてください。

ですので、「私の家の火災保険申請や修理はどこに依頼すればいいの?」と悩まれている方がいらっしゃったら、まずはお気軽にお問合せ、ご相談くださいませ。


弊社ならドローンのレンタルも行っています。
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 関西などで台風被害調査をするなら当社にお任せください。調査費無料、キャンセルOK、調査のみOKなのでお気軽にお問合せください。

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